株の初歩中の初歩として『池上彰のお金の学校』を読んだ。
私は少しでも楽をしたいがために株を始めました。しかし、始めたはいいもののテキトーにやっていてもいまいち利益にならない。当たり前ですが。なので勉強をそろそろ始めようと思いました。
株についてのブログをいくつか拝見させてもらっているのですが、その中で『知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書) 池上 彰 (著)』をオススメしている記事がありました。株以前のお金に関しての本ですね。初歩中の初歩と言ってもいいでしょう。
今の自分はおそらくスタート地点にも立ててない状態だと思います。そんな自分にぴったりだと思ったので購入しました。
こんな人にオススメ!
・ニュースで言われている経済政策とかの簡単な用語がわからない人
・なんとなくお金について勉強しなきゃいけないと思っている人
・資産運用を始めようと思っている人
ちなみに全部自分に当てはまりました。用語や経済の基礎がわかっていれば必要ないと思います。あと株についても投資の章の一部分しか載っていないので、がっつり株の勉強をしたい人には違う書籍のほうがいいでしょう。
お金の歴史からギャンブルまで。
この本は『お金』についての基礎が幅広く書かれています。最初にお金がどうやってできたか?から始まり、銀行の役割、投資、保険や経済まで一冊にまとまっています。
私は投資についての初歩を知りたくて購入したのですが、読んでみるとお金の歴史の部分が面白くて他の章も興味津々に読んでしまいました。
逆にデフレやインフレの部分は、読んだときには理解できるのですが、アウトプットしようとすると難しかったです。「コレが下がるとアレが上がる」と言った法則は原理も含めてもう一度勉強しようと思います。
副題に『知らないと損する』とあるけど、そもそも知っていなきゃいけないのでは?
経済学部は知りませんが、そもそも社会人になるまで『お金』についての勉強にまったく触れていないということが疑問に思います。そしていざ社会人になったら、税金やら年金やら保険がいきなりのしかかってくるのです。
この本に書いてあることは、本当はすべての人が知っていなければならないのではないのでしょうか。税金や保険は社会人ならほぼすべての人が関わることです。
少し話題が古いところもある。
実はこの書籍は2011年に書かれたものです。そのころとは違ってくる箇所もあります。例えば2011年は消費税が5%でした。この記事を書いた現在2018年は8%ですね。
しかし、数値は違えど基本的な考え方や用語の意味は同じです。今でも十分勉強になると思います。その証拠と言えるかはわかりませんが、2018年の5月に第22刷がされています。
また、最近『池上彰のはじめてのお金の教科書』という書籍が単行本で幻冬舎から発売されました。こちらは「親子で学ぶ」とあるので少し子供向けかもしれません。
今回は初歩ということでお金の本を読みました。次は株についての書籍を読みたいと思います。電車の中でしか読んでいないのでなかなか読了するのに時間がかかります。もうすこし短い期間で読み終わりたいですね。